各種設備のご紹介

ポーセレンファーネス

歯科技工で使用される高温焼成炉で、主にセラミック(ポーセレン)材料を焼成・築盛するための装置です。クラウンやブリッジなどの補綴物を製作する際に、審美性と強度を高めるために欠かせない機器です。

サンドブラスター

微細な研磨材(サンド)を高圧で吹き付けて、歯科材料の表面を処理する装置です。
主に補綴物の内面処理→接着力を高めるために粗面化を行う用途がメインです。

レンジ照射器

歯科用コンポジットレジン(CR)や接着剤などの光硬化型材料を硬化させるための装置です。青色LEDなどの特定波長の光を照射することで、材料中の光開始剤を活性化し、短時間で硬化させることができます。

バレル研磨機

補綴物や技工物の表面を自動で研磨・仕上げする装置です。回転するドラム(バレル)の中に、研磨材と対象物を一緒に入れて回転させることで、短時間で均一な研磨効果を得ることができます。

CAM(加工機)

Computer-Aided Manufacturing(コンピューター支援製造)の略で、CAD(Computer-Aided Design)と組み合わせて使われることが多く、補綴物(クラウン、インレー、ブリッジなど)をコンピューター制御で製作する技術を指します。
メリットとして高精度な補綴物を安定的に作ることができます。
費用が高額なため、保有している技工所、医院は少ないです。

CADソフト

Computer-Aided Design(コンピューター支援設計) の略で、歯科では補綴物(クラウン、インレー、ブリッジなど)の設計をコンピューター上で行う技術を指します。
デジタルワークのため作業効率が向上するとともに在宅での作業も認められており、
技工士の働き方も多様化してきております。